ここではメールによるワンタイムパスワードを利用してウェブサイトにログインするシナリオをご案内します。
【想定手順】
- ウェブサイトのログイン画面にIDとパスワードを入力し、「次へ」ボタンをクリックする。
- ログイン画面はワンタイムパスワード入力画面に切り替わり、前の画面で入力したID(メールアドレス)宛にワンタイムパスワードが送付される。
- ワンタイムパスワード入力欄にメール本文から取得したワンタイムパスワードを入力し、「ログイン」をクリックする。
シナリオサンプル
各アクションの解説
赤枠は各アクションで設定が必須のパラメーターです。
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URLにアクセス
URL:アクセスするウェブサイトのURLを記載します。画像は例です。 -
ID入力
ブラウザ:[URLにアクセス]を選択します。
アカウント:事前登録したシナリオアカウントを選択します。
要素:ログインページのID入力欄の要素を記入します。画像は例です。 -
パスワード入力
ブラウザ:[URLにアクセス]を選択します。
アカウント:事前登録したシナリオアカウントを選択します。
要素:ログインページのパスワード入力欄の要素を記入します。画像は例です。 -
クリック
ブラウザ: [URLにアクセス]を選択します。
要素:「次へ」ボタンの要素を記入します。画像は例です。 -
任意の時間処理を待機
ワンタイムパスワードのメールを受信するまでのタイムラグを考慮し、待機時間を設定します。
待機時間(秒):メールが届くまでの時間に合わせてご調整ください。
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gmailからメールを取得
送信たメールの中から検索条件に合うメールを取得します。
本シナリオはgmailを使った例ですが、outlookでも同様の動作ができます。シナリオアカウント:事前登録したシナリオアカウントを選択します。
検索条件:件名、Fromアドレスなどの条件でワンタイムパスワードが記載されたメールを検索します。画像は例です。
取得数上限::1 ※ここでは受信時間がいちばん近いメールを検索するため、1としています。 -
各要素について繰り返す
メール受信結果は複数通を一つのリスト形式として返されるため、一通一通を繰り返して処理をします。結果が一通だけであってもリスト形式となります。
受け取るリスト:[gmailからメールを取得]を参照します。
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キーを指定して要素を取得
メールの受信結果は、subject, to, body などで構成されており、JSON 形式となっています。
本シナリオではそのうちの body (本文) 部分をキーを指定して取得します。入力データ:[各要素について繰り返す]を参照します。
キー:body -
文字列を検索する
正規表現を使用して、本文からパスコードのみを抜き取ります。
対象データ: [キーを指定して要素を取得]を参照します。
検索文字列:ワンタイムパスワード部分を検索する正規表現を記入します。画像は例です。
正規表現::はい -
画面に情報を入力する
ブラウザ: [URLにアクセス]を選択します。
入力内容::[文字列を検索する]を参照します。
要素::ワンタイムパスワード入力欄の要素を記入します。画像は例です。 -
クリック
ブラウザ: [URLにアクセス]を選択します。
要素: ログインボタンの要素を記入します。画像は例です。
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