中級編レッスン4:CSVをダウンロードしてPCに保存してみよう

Attention
このページをご覧になる前にこちらのページを読んでおくことで、より理解が深まります。
これはレッスン4です。レッスン1はこちら、レッスン2はこちら、レッスン3はこちら
また、CoopelなどのRPAをはじめて触る方は初級編から進めてみてください!

 

まずは、中級編の最終目標を確認しましょう。

最終目標
売り上げ記録を確認して、発注ページ(https://training.coopel.ai/table.html)からそれぞれの花を売れた分だけ発注します。発注が完了したら、CSVファイルをダウンロードしてデスクトップにあるフォルダに保存します。

Excelでも可.png

spreadsheetアクション-Excelアクション対応表

スプシ→Excel.png

レッスン4の目標

いよいよ最後のレッスンです。

このレッスンでは、発注数を記録したCSVファイルをダウンロードします。ダウンロードできたら、あらかじめデスクトップ上に作っておいたフォルダに保存してみましょう。

レッスン4.png

事前準備

デスクトップに「チュートリアル中級用フォルダ」を新規作成しておきましょう。

新規フォルダ作成.png

また、デスクトップアプリケーションを起動させておきましょう。

Attention
このレッスンは、事前準備が完了している前提で進めます。事前準備が完了していない場合、正しいシナリオが作成できていても、エラーが発生したりシナリオを実行することができなかったりするので気をつけてください。

CSVファイルをダウンロードする

まずは、webからCSVファイルをダウンロードしましょう。

今回のwebページの場合、「CSV ダウンロード」をクリックすることでダウンロードが開始される仕様であることに注意してシナリオを作成してみましょう。

<ステップ66>

要素選択を開始します。

<ステップ67>

「CSV ダウンロード」をクリックし、「クリック」を選択します。

<ステップ68>

「ダウンロードファイルを取得」のトグルを切り替えて「決定」します。

レッスン4-1.png

開発画面に戻ります。

<ステップ69>

「クリック」アクションが2つあるので、それぞれ名前を変更しておきます。

レッスン3で設定したものは、「クリック 保存」にします。

今の要素選択で追加されたものは、「クリック CSV」にします。

レッスン4-2.png

<ステップ70>

ファイルをダウンロード」を下図を参考に適当な位置に移動します。

レッスン4-3.png

今回のwebページの場合、「保存」をクリックするとポップアップが表示されて「CSV ダウンロード」がクリックできなくなるので「クリック 保存」の前に配置します。

CSVをデスクトップ上のフォルダに保存する

<ステップ70>までで、CSVファイルをダウンロードしましたが、このダウンロードというのは【Coopelのもつ特別な場所に一時的に保存する】という意味です。

ここからは、特別な場所に一時保存されたファイルをデスクトップ上のフォルダに移動させて保存してみましょう。

CSV移動.png

<ステップ71>

アクションリストから「ローカルにファイルを保存」を配置します。

レッスン4-4.png

<ステップ72>

「ローカルにファイルを保存」を設定します。

[対象ファイルを選択]には、「ファイルをダウンロード」を参照します。

[保存ファイル名を指定]は、今回は「中級編レッスン4.csv」にします。

<ステップ73>

[保存フォルダを指定]を指定します。

ここには、フォルダのパスを指定します。

パスの取得方法はOSによって異なるので注意してください。

パスの取得方法

【Windows】
デスクトップ上で対象フォルダをShiftを押しながら右クリックすると表示されるメニューから「パスのコピーを選択して取得してください。
【Mac】
デスクトップ上で対象フォルダを右クリックしてメニューを表示させます。
メニューが表示されたらoptionを押します。すると「コピー」が「パス名をコピー」に変化するのでクリックして取得してください。


パスが取得できたら、[保存フォルダを指定]の欄に貼り付けます。

「"(ダブルクォーテーション)」がある場合は、削除しておきます。

また、「\(バックスラッシュ)」がある場合、「\」を「/(スラッシュ)」に変更しておきます。

Tips

「\(バックスラッシュ)」でもうまくいく時がありますが、Coopelの仕様上「/(スラッシュ)」を使った方が実行が安定します。

完成シナリオ

レッスン4-完成.png

動作確認

全ての設定が完了したので実行して確認したいと思います。

<ステップ74>

「実行」をクリックします。

<ステップ75>

デスクトップの「チュートリアル中級用フォルダ」を確認し、「中級編レッスン4.csv」を開きます。

下図のように正しく、「数量」が記入されていれば完了です。

レッスン4-結果.png

レッスン1 レッスン2 レッスン3

文字化けしてしまった場合

<ステップ75>で文字化けしてしまった場合は、Coopelが使いたい文字コードと、web上のCSVの文字コードが異なるのが要因と考えられます。

以下のステップを試してください。

<ステップ76>

csv形式のファイルを開く(excel版)」、「シートをシート番号で指定」、「csv形式でファイルを保存(excel版)」を下図を参考に適切な場所に配置してください。

レッスン4-文字化け-1.png

<ステップ77>

「csv形式のファイルを開く」を設定します。

[対象ファイル]には、「ファイルをダウンロード」を参照します。

そして、オプションにある[文字コード]を「utf-8」にします。

<ステップ78>

「シートをシート番号で指定」を設定します。

[対象ファイル]には、「csv形式のファイルを開く」を参照します。

[対象シート番号]には、「0」を指定します。

<ステップ79>

「csv形式でファイルを保存」を設定します。

[対象シート]には、「シートをシート番号で指定」を参照します。

[名前を付けて保存]には、「ローカルにファイルを保存」の[保存フォルダを指定]に入力したものを貼り付けます。その後、「/中級編レッスン4.csv」を入力します。

オプションにある[文字コード]を「shift-jis」にします。

レッスン4-文字化け-2.png

<ステップ80>

「ローカルにファイルを保存」を削除します。

レッスン4-文字化け-3.png

<ステップ81>

「チュートリアル中級用フォルダ」から「中級編レッスン4.csv」を削除します。

 

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