中級編レッスン1:webページからまとめて情報を取得しよう

Attention
このページをご覧になる前にこちらのページを読んでおくことで、より理解が深まります。
また、CoopelなどのRPAをはじめて触る方は初級編から進めてみてください!

 

まずは、中級編の最終目標をもう一度確認しましょう。

最終目標
売り上げ記録を確認して、発注ページ(https://training.coopel.ai/table.html)からそれぞれの花を売れた分だけ発注します。発注が完了したら、CSVファイルをダウンロードしてデスクトップにあるフォルダに保存します。

Excelでも可.png

spreadsheetアクション-Excelアクション対応表

スプシ→Excel.png

レッスン1の目標

このレッスンでは、発注する花の本数を数えるために、何の花が発注可能なのかCoopelに教えます。

webスクレイピング」というアクションを使って一括で発注ページから商品名を取得してきます。その後、正しく商品名を取得できているか確認するためにspreadsheetに貼り付けてみましょう。

レッスン1.png

発注ページから商品名を取得する

この作業を手でするならば「発注ページにアクセス」→「商品名をメモ」という形になると思います。Coopelも手作業と同じ順序に従って処理を行います。手作業ならどうするかを常に考えながらシナリオを組んでみましょう。

レッスン1-1.png

発注ページにアクセスする

まずは、発注ページにアクセスしましょう。

<ステップ1>

画面左のアクションリストから「URLにアクセス」をクリックして配置します。

<ステップ2>

[URL]の欄に発注ページのURL(https://training.coopel.ai/table.html)を入力します。

一括で商品名を取得する

ここまでで発注ページにアクセスできるようになりました。次は、商品名を取得しましょう。

<ステップ3>

「URLにアクセス」設定内、[要素選択を開始]をクリックします。

するとCoopel Selector Helperが起動します。

レッスン1-3.png

<ステップ4>

取得したい情報の一つである「スイートピー」をクリックします。

<ステップ5>

表示されるメニューから「webスクレイピング」をクリックします。

<ステップ6>

「前の候補」をクリックして情報を取得する領域を指定します。適当な取得領域になったら「次へ」をクリックします。

考えてみよう
指定する領域は次の2つの条件に合うように指定してください。
・表全体が青い点線で囲まれている
・ひとつひとつのデータ群が青い点線で囲まれている
「前の候補」をクリックしすぎて正しい領域を選択できなくなった場合、「次の候補」をクリックすることでひとつ前の領域に戻ることができます。

正しい領域指定はこちら レッスン1-2.png

<ステップ7>

「スイートピー」をマウスオーバーします。

すると、スイートピーからカトレアまでの12個の商品がそれぞれ枠で囲まれます。

レッスン1-4.png

「webスクレイピング」アクションでは、この枠で囲まれたひとつひとつをデータとして一括で取得することができます。

「スイートピー」をクリックします。

<ステップ8>

後からわかりやすいように、カラム名は「商品名」に変更します。そして、「決定」をクリックします。

Tips
カラム名は必ずしも変更する必要はありません。しかし、後から取得したデータを扱うことを考えると、わかりやすいように設定しておくことでよりスムーズにシナリオを作成することができます。

<ステップ9>

「完了」をクリックし、さらに表示されたポップアップから「決定」をクリックします。

レッスン1-5.png

ブラウザで行う操作はここまでなので開発画面に戻ります。

取得した商品名をspreadsheetに貼り付ける

きちんと商品名を取得できているかspreadsheetに貼り付けて確認してみましょう。

spreadsheetを新規作成し、商品名をペーストする

<ステップ10>

アクションリストから「spreadsheetの新規作成」を配置します。

<ステップ11>

[シナリオアカウント]を設定します。クラウド実行用のものを選択してください。

<ステップ12>

[ファイル名]と[シート名]を指定します。

[ファイル名]は「チュートリアル中級編」にして[シート名]は「確認」にします。

<ステップ13>

どのシートに貼り付けるかをCoopelに教えます。

アクションリストから「シートをシート名で指定」を配置します。

<ステップ14>

[spreadsheet]と[シート名]を指定します。

[spreadsheet]は<ステップ12>で設定した「spreadsheetの新規作成」を参照します。

[シート名]は<ステップ12>で最初のシート名を「確認」にしたので「確認」とします。

<ステップ15>

アクションリストから「セルをペースト」を配置します。

<ステップ16>

[対象シート]、[入力値]、[ペースト対象のセル]を設定します。

[対象シート]は<ステップ14>で設定した「シートをシート名で指定」を参照します。

[入力値]は<ステップ8>で設定した「webスクレイピング」を参照します。

[ペースト対象のセル]は新しく作ったばかりのspreadsheetでA1が空いているので「A1」にします。

完成シナリオ

レッスン1-完成.png

動作確認

設定が完了したので実行して確認します。

<ステップ17>

「実行」をクリックします。

<ステップ18>

実行が完了したら結果を確認してみましょう。

「セルをペースト」をクリックし、対象シートの「確認」をクリックします。

下の画像のように正しく12個の花の名前が記入されていればレッスン1完了です。

レッスン1-6.png

レッスン2 レッスン3 レッスン4

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