「チュートリアル~中級編~」について

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チュートリアル中級編は、チュートリアルを終了した後、もしくは少しだけRPAに触れたことがある方に向けてのコンテンツです。実際に業務を自動化するにあたって、使いこなせるようになっていただきたい処理をまとめています。チュートリアル初級編はこちら

Excelでも可.png

中級編では、在庫管理・発注業務をもとにトレーニングしていきましょう!

最終目標

売り上げ記録を確認して、発注ページ(https://training.coopel.ai/table.html)からそれぞれの花を売れた分だけ発注します。発注が完了したら、CSVファイルをダウンロードしてデスクトップにあるフォルダに保存します。

手作業での処理を整理

最終目標に向けて、処理を分解してみましょう。下の図のように処理を分けてみました!

手作業.png

分解したそれぞれの処理を完了させるためにはどうしたらいいか、手作業だったらどうするかを一緒に考えてみましょう!

発注する花の数を数える

まずは、「発注する花の数を数える」処理を細かく見ていきます。

売上記録を確認すると、肥料やポッドなど花以外のものも売れています。また、ネモフィラやマーガレットなど今回の発注ページでは発注できない花も売れています。発注できない商品の数を数えるのは非効率的なのでまずは、何が発注できるのかを把握しておきます。

何の個数を数えるべきかわかったら、実際に数えていきます。こういったたくさんのものが羅列された中から特定のものの数を数える場合、どういった方法をとりますか?
おそらく、数えたいものを探して見つけては、声に出したり、メモをしたりして数を数えるはずです。

こんな感じで「発注する花の数を数える」処理は下の3つの処理に分解できます。

数える.png

発注する

発注数は決まったので、入力していきます。この作業も細かく見ていきましょう。

数えた数をそれぞれの欄に入力する方法は次の2通りあると思います。

  • それぞれの商品を数えたらその度に入力する
  • まずは数えてメモしたものを、後からまとめて入力する

今回は、上の方法を使いたいと思います。それでは、上の方法を分解してみましょう。

個数は正しく数えられても適切な場所に入力しないと正しく発注することはできません。なのでまずは、どこに入力するのが適切かを決定しているはずです。そのあと決定した適切な欄に数字を入力します。

入力欄が埋まったら「保存」をクリックして内容を確定して完了です。

こんな感じに、「発注する」処理は下の3つに分解できます。

発注.png

CSVファイルをデスクトップに保存

発注内容を確定させることができたので、デスクトップにCSVファイルを保存します。

手作業でこの処理を行う際、ほとんどの人は次のように行うと思います。

  1. 「CSV ダウンロード」をクリックしてPCにCSVファイルをダウンロード
  2. ダウンロードしたCSVファイルをデスクトップにある任意のフォルダに移動

「チュートリアル~中級編~」にチャレンジ

ここまで、手作業で最終目標を達成するための方法を分析し確認しました。

ここからは、今確認した作業をCoopelに行ってもらうためのシナリオを作成していきます。シナリオを組む際には手作業ならどうするかを常に意識しながら取り組んでみてください!

レッスン1

ここでは、発注することのできる商品を取得します。「webスクレイピング」というアクションを使って一括で商品名を取得してきます。レッスン1はこちら

レッスン2

ここでは、発注すべき花の数を数えます。「各要素について繰り返す」・「カウンター」アクションを使って発注数を調べます。レッスン2はこちら

レッスン3

ここでは、発注する数を適切な欄に入力します。「カウンター」・「画面に情報を入力」アクションを使って効率的に入力します。レッスン3はこちら

レッスン4

ここでは、webページからCSVファイルを取得し、デスクトップにあるフォルダに保存します。レッスン4はこちら

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