エラーメッセージとその対処法をご案内します。
エラーメッセージ
"エンジンの起動に失敗しました。設定を確認してください Error EADDURINUSE"
または
"エンジンの起動に失敗しました。設定を確認してください Error undefined"
考えられる原因①
- Coopelデスクトップアプリケーションが複数起動している(Windows端末で発生する事象です)
対処方法
- Windows端末の場合、画面右下の「^」をクリックし隠れているインジケータを表示しする
- Coopelデスクトップアプリケーションが複数表示されていないかを確認する
Coopelのアイコンが複数個あった場合はCoopelデスクトップアプリケーションが複数個起動している状態です。 - 2の状態となっている場合は一度全てのCoopelデスクトップアプリケーションを終了し、再度1つのみ起動する
終了する際は2で表示させたCoopelのアイコンを1つずつ右クリック→「終了」をクリックしてください。
起動する際はダブルクリックではなく、1度のみクリックしてください。
※起動には数十秒から数分かかる場合がございます。Coopelのウェブ画面を何度かリロードしてください。
考えられる原因②
Coopelデスクトップアプリケーションが利用するポートが他のアプリケーションによって利用されている。
対処方法
1.Proxy設定の確認
【Proxyをご利用の場合】
① 起動したCoopelデスクトップアプリケーションを右クリックして設定画面を開く
②「Proxy Setting」右のチェックを入れてApplyをクリックして保存する
③ 再度設定画面を開き、上記チェックを外して再度保存する
2.Coopelデスクトップアプリケーションが利用するポートが他のアプリケーションによって利用されていないかの確認
【確認方法】
・Windowsの場合
① 既にCoopelに設定されているengine portを確認する(デフォルトは3001)
①-1. Coopelデスクトップアプリケーションを起動し、起動後のアイコンを右クリックし、「設定」を開く
①-2. 「engine port」の欄に表示されている数字を控えておく
② Coopelデスクトップアプリケーションを終了する
③ コマンドプロンプトを開く
③-1. Windowsのスタートボタンをクリックする
③-2. cmdと入力すると表示される「コマンドプロンプト」を選択
④ Coopelで利用している各ポートが使われていないか確認する
netstat -ano | find ":[PORT]"とコマンドを入力([PORT]の部分を次のポート番号に置き換え、それぞれお試しください)
④-1. engine port: 手順1で確認したポート番号(デフォルトは3001)(例:netstat -ano | find ":3001")
④-2. front port: 37892(固定)(例:netstat -ano | find ":37892")
Coopelデスクトップアプリケーションが終了している状態にも関わらず、上記ポートのいずれかが利用されている場合、こちらが要因の可能性があります。
・MacOSの場合
① 既にCoopelに設定されているengine portを確認する(デフォルトは3001)
①-1. Coopelデスクトップアプリケーションを起動し、起動後のアイコンを右クリックし、「設定」を開く
①-2. 「engine port」の欄に表示されている数字を控えておく
② Coopelデスクトップアプリケーションを終了する
③ ネットワークユーティリティを開く
③-1. cmd + Spaceを押しSpotlight検索を起動
③-2. 「ネットワークユーティリティ」と入力し、検索結果を選択
④ Coopelで利用している各ポートが使われていないか確認する
④-1. Portscanタブを開く
④-2. インターネットアドレスの欄にlocalhostと入力する
④-3. 「ポートを指定してテスト」にチェックを入れ、上限と下限の両方に以下のポート番号を入力する
④-3-1. engine port: 手順1で確認したポート番号(デフォルトは3001)
④-3-2. front port: 37892(固定)
Coopelデスクトップアプリケーションが終了している状態にも関わらず、上記ポートのいずれかが利用されている場合、こちらが要因の可能性があります。
3-1.engine portが他のアプリケーションに使われていた場合の対処方法
① Coopelデスクトップアプリケーションを起動する
② 起動後のアイコンを右クリックし、「設定」を開く
③「engine port」の欄に表示されている数字を他の数字に変える(3002や3003など)
④「Apply」をクリックする
⑤ 自動的にChromeの新しいタブでCoopelが開くのでしばらく待つ
⑥ ログインが自動的に完了し、Coopelデスクトップアプリケーションからエラーメッセージが表示されなければ成功
3-2.front portが他のアプリケーションに使われていた場合の対処方法
・Windowsの場合
① Coopelデスクトップアプリケーションを終了する
② コマンドプロンプトを開く
②-1. Windowsのスタートボタンをクリック
②-2. cmdと入力すると表示される「コマンドプロンプト」を選択する
③ Coopelで利用しているポートのプロセスID(PID)を確認する
③-1. netstat -ano | find ":37892”とコマンドを入力する
③-2. 最終列に表示されている数字がPIDなのでメモしておく(複数ある場合にはすべてメモしておく)
④ タスクマネージャーを開く
④-1. Windowsのスタートボタンをクリック
④-2. 「タスクマネージャー」と検索し、表示結果を選択
⑤ PIDからプロセスを確認する
⑤-1. 詳細タブを開き、手順3で確認したPIDを用いて探す
⑥ もし、そのプロセスを停止しても問題ないのであれば停止する
※社内のIT規則に従ってください。
・MacOSの場合
① Coopelデスクトップアプリケーションを終了する
② ターミナルを開く
②-1. cmd + Spaceを押しSpotlight検索を起動
②-2. 「ターミナル」と入力し、検索結果を選択
③ Coopelで利用しているポートのプロセスID(PID)を確認する
③-1. lsof -P -i:37892 とコマンドを入力しEnterを押下
④ アクティビティモニタを開く
④-1. cmd + Spaceを押しSpotlight検索を起動
④-2. 「アクティビティモニタ」と入力し、検索結果を選択
⑤ PIDからプロセスを確認する
⑤-1. 手順3で確認したPIDを用いて探す
⑥ もし、そのプロセスを停止しても問題ないのであれば停止する
※社内のIT規則に従ってください。
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