現在、Coopelの単一のアクションでは、スプレッドシートや Excel におけるデータの最終行の取得はできませんが、複数のアクションの組み合わせによって可能です。
配列の扱い、検索の仕組み、関数の有無などの違いから、Excel とスプレッドシートで設定する関数や使用する Coople のアクションが異なります。
・スプレッドシートの場合
「数式を設定」、「セルをコピー」アクションの組み合わせによって、入力されているデータの最終行の値を取得できます。
・Excelの場合
「値をペースト」、「セルをコピー」によって、入力されているデータの最終行の値を取得できます。
以下にシナリオのサンプルを示します。
シナリオサンプル
各アクションの解説
赤枠で囲われた部分が本シナリオで設定が必須となる項目となります。
①対象シート:開くExcelのシートを選択します。
②数式:=LOOKUP(2,1/(A:A<>""),ROW(A:A)) を入力します。この場合はA列の最終行を取得しますが、列を変える場合には、=LOOKUP(2,1/(B:B<>""),ROW(B:B)) とします。
③設定対象のセル:②を貼り付けるセルを入力します。
※次のアクションでは、ここで設定したセルをコピーします。
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スプレッドシートの場合
スプレッドシートに関しては、数式を設定ではなく、セルをペーストで代用することでできる。
①入力値:数式を入力します。A列の最終行の値を取得する場合には、下記のコードで取得することができます。
"=MAX(FILTER(ROW(A1:A1000),A1:A1000<>\"\"))"
②ペースト対象のセル:どこのセルに最終行の値を入力するかを決めます。
このアクション以外はExcelと同じ流れです。
①対象シート:数式を設定で用いたシートと同じものにします。
②コピー対象のセル:数式を設定で挿入したセルと同じ値を入れます。
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