中級編レッスン3:発注数を発注ページに登録してみよう

Attention
このページをご覧になる前にこちらのページを読んでおくことで、より理解が深まります。
これはレッスン3です。レッスン1はこちら、レッスン2はこちら
また、CoopelなどのRPAをはじめて触る方は初級編から進めてみてください!

 

まずは、中級編の最終目標を確認しましょう。

最終目標
売り上げ記録を確認して、発注ページ(https://training.coopel.ai/table.html)からそれぞれの花を売れた分だけ発注します。発注が完了したら、CSVファイルをダウンロードしてデスクトップにあるフォルダに保存します。

Excelでも可.png

spreadsheetアクション-Excelアクション対応表

スプシ→Excel.png

レッスン3の目標

このレッスンでは、レッスン2で調べた花の発注数を発注ページの正しい箇所に入力します。

どうすれば効率よくできるかを考えてみましょう。

レッスン3.png

レッスン2のシナリオを編集する

まずは、レッスン2までで作成したシナリオを編集してレッスン3が円滑に進められるようにしましょう。

<ステップ45>

「spreadsheetを開く 確認」を削除します。

<ステップ46>

「シートをシート名で指定 確認」を削除します。

<ステップ47>

「セルをペースト」を削除します。

レッスン3-1.png

正しい入力欄を指定し、入力する

発注ページを見てみると、発注できる花の種類分だけ入力欄があります。どの欄に発注数を入力するのが正しいかCoopelに教えましょう。大抵の場合、この入力欄のような似た形の要素の場合、規則性があります。では、規則性を見つけて効率的に入力していきましょう。

<ステップ48>

要素選択を開始します。

<ステップ49>

スイートピーの数量を入力する欄をクリックして、表示されたメニューから「画面に情報を入力」を選択します。

<ステップ50>

アクション名を「画面に情報を入力1」にして決定します。

<ステップ51>

フリージアの数量を入力する欄をクリックして、表示されたメニューから「画面に情報を入力」を選択します。

<ステップ52>

アクション名を「画面に情報を入力2」にして決定します。

<ステップ53>

チューリップの数量を入力する欄をクリックして、表示されたメニューから「画面に情報を入力」を選択します。

<ステップ54>

アクション名を「画面に情報を入力3」にして決定します。

<ステップ55>

開発画面に戻ります。

レッスン3-2.png

画面に情報を入力1,2,3の要素を見比べると、下図の赤枠で囲まれた数字が変わっていることがわかります。

レッスン3-3.png

この数字に注目してみると、ひとつ下の入力欄になると1だけ増えています。

この規則性ある数字を生成するために「カウンター」を使います。レッスン2でも説明しましたが、もう一度簡単に「カウンター」について説明します。

「カウンター」は、処理が行われるたびに指定した値を追加して返すアクションです。

そして、【ひとつ下の入力欄】を言い換えると、【次の花の入力欄】とできます。

レッスン1で各花に対して同じ処理を行うために「各要素について繰り返す 花の名前」を使いました。これをそのまま流用すれば花が変わるごとに数字を増やすことができそうですね。

よって、「カウンター」を「各要素について繰り返す 花の名前」の中に配置すれば【次の花の処理になると1だけ増える数字】を生成できます。

<ステップ56>

アクションリストから「カウンター」をドラッグ&ドロップして、「各要素について繰り返す 花の名前」の最初のアクションとして配置します。

<ステップ57>

「カウンター」が2つ同じシナリオにあるので、レッスン2で設定したものも併せてアクションの名前を変更します。

レッスン2で設定したものは、「カウンター 発注数」にします。

<ステップ56>で配置したものは、「カウンター 規則性」にします。

レッスン3-3.png

<ステップ58>

「カウンター 規則性」を設定します。

今回の場合、処理のたびに2,3,4,・・・と2から順に1ずつ増えていけばよいので、[追加する値]に「1」を指定します。[初期値]に「1」を設定します。

<ステップ59>

「画面に情報を入力1」を再設定します。

規則的な数字を生成できたので、[要素]の該当箇所にカウンターを参照しましょう。

規則性を持つ該当の数字をドラッグして、「参照」を選択します。

レッスン3-5.png

ハイライトされたアクションの中から「カウンター 規則性」を選択します。

[入力内容]は、「カウンター 発注数」を参照します。

<ステップ60>

「画面に情報を入力2」と「画面に情報を入力3」を削除します。

<ステップ61>

「画面に情報を入力1」をドラッグ&ドロップして「各要素について繰り返す 花の名前」の中でかつ、「値をリセット」の上に移動します。

レッスン3-6.png

Tips
レッスン2で伝えた通り、「値をリセット」は次の繰り返し処理の準備なので繰り返しの一番下に配置します。

 

最後に「保存」をクリックして発注を確定しましょう。

<ステップ62>

アクションリストから「クリック」をドラッグ&ドロップして、「各要素について繰り返す 花の名前」の外に配置します。

レッスン3-8.png

<ステップ63>

「クリック」を設定します。

[ブラウザ]は、「URLにアクセス」を選択します。

[要素]は、[指定]をクリックし、Coopel Selector Helperを起動させます。

起動したら、「保存」をクリックします。

完成シナリオ

レッスン3-完成.png

動作確認

全ての設定が完了したので実行して確認します。

<ステップ64>

「実行」をクリックします。

<ステップ65>

「画面に情報を入力1」の結果が左下図のように、「クリック」の結果が右下図のようになっていれば成功です。

レッスン3-7.png

レッスン1 レッスン2 レッスン4

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