参照機能を使ったアクション間の連携(参照設定)

シナリオに配置したアクション同士を連携するには、アクションプロパティから参照設定をしていきます。

※シナリオに配置したモジュールも同じ方法で連携できます。

前提条件

参照設定をする場合、以下の条件を満たしている必要があります。

  • 参照先のアクションが、参照するアクションよりも前に配置されていること
  • 参照するアクションで使用するデータの型と、参照先の戻り値の型が一致していること

参照手順

以下のシナリオを例に参照手順を説明します。

ここでは、URLから取得したテキストをスプレッドシートに貼り付ける[セルをペースト]アクションのプロパティについて参照設定していきます。

1.png

1. 取得したテキストをペーストする対象シートを参照設定します。

[対象シート]の参照アイコンicon_returntype_spreadsheet (1).png(①)をクリックすると、配置したアクションの中からCoopelが自動的に型を判定し、一致する型の[シートをシートIDで指定]アクション(②)をハイライト表示します。 それ以外の型が一致しないアクションはグレーアウトされて選択できない状態になります。

※参照アイコンの下にも型が一致するアクションが表示されます(③)。

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Information
  • 以下の①のように参照アイコンをクリックしたときに、参照できるアクションがない場合は、「参照できるアクションがありません」(②)というメッセージが表示されます。
    3.png
  • 一致する型が複数ある場合、参照アイコンの下に表示されるアクションはシナリオの配置と同じ順番で表示されます。
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2. ハイライト表示された[シートをシートIDで指定]アクション(①)、または参照アイコンの下に表示された[シートをシートIDで指定](②)をクリックします。

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[対象シート]に[シートをシートIDで指定]が参照設定されます。

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3. ペーストしたい入力値(テキスト)を参照設定します。 [入力値]の参照アイコンicon_returntype_list.png(①)をクリックします。

①と型が一致する[画面から情報を取得]アクション(②)がハイライト表示され、参照アイコンの下にも[画面から情報を取得](③)が表示されます。

 

4. ハイライト表示された[画面から情報を取得]アクション(②)、または参照アイコンの下に表示されている[画面から情報を取得](③)をクリックします。

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[入力値]に[画面から情報を取得]が参照設定されます。

10.png

 

Important
以下のように①[ペースト対象のセル]と、②[画面から情報を取得]アクションは型が一致するため連携できますが、①には「A1」などセル番地の形式での入力が必要です。
そのため、②の戻り値が「A1」などセル番地とみなされない文字列になっていると、実行結果でエラーになります。


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